料理の本

by 文

ゲストライター:サンディエゴにお住まいの記さんより

料理を仕事にしている人や、料理上手、料理好きの人たちは、必ずといっていいほどお気に入りの料理本をいくつか持っていらっしゃると思います。私の場合、3~4年おきに引っ越しをするため、本はあまり持ってない方が荷物にならなくて済むのですが、料理上手になりたくて夢中になって読んだ本は、やはりいつまでも手元に置いておきたいものです。そんなこんなで気づいたら自然に英語・日本語で書かれた数々の料理本が集まっている! この度はホリデーシーズンも近い中、私が料理にも個性を作り出すきっかけとなった本を紹介します。

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①Baker’s Companion
②ベニシアのハーブ便り
③ことばの食卓

①Baker’s Companionは、文字通りベーキング専門の本です。アメリカの小麦粉で有名なキングアーサーの会社が、レシピにある全てのものを実際に調理し味見をして出来た本です。説明的手順も誰にでもよく分かるよう細かく丁寧にイラスト付きで書かれているので、初めての人でも失敗なくケーキ作りができると思います。私が作るケーキのほとんどがこの本からのレシピで、ケーキ作りが大好きになった本です。アメリカのケーキレシピは、計りを使わなくて済むので、簡単手軽に手作りケーキが楽しめますよ。

②ベニシアのハーブ便り
NHK BSテレビで放送中の『猫のしっぽカエルの手』でお馴染みの英国人ベニシアさんのハーブ本。レシピだけではなく、ベニシアさんの生い立ちや、京都大原の古民家での暮らしぶりエッセイをカメラマンである、夫の梶山正さんの美しい写真と共に楽しめる本です。私が、以前よりもっとハーブを料理以外のことに使うようになったのもこの本のお陰で、一時期日焼けも恐れずラベンダーやローズマリーなどのハーブの栽培に夢中になりました。これからハーブを楽しみたい方にはもちろんですが、ハーブを現在育てている人で、その使い道を広げたい方にもお勧めの一冊です。

③ことばの食卓は、私が今まで知らなかった言葉での表現の仕方を発見できた本です。著者の武田百合子さんは、故 武田泰淳氏の夫人で、この本は、食べものに関する昔の記憶や思い出を感性豊かに独特な文章で綴ったエッセイです。私たちの生活の日々が、どれだけ食べものと密接に関係しているか再発見できたこと、日記もこんな風に書いたら、もっと味わい深くなって後から読んでも面白いだろうなと感じました。

なんでもデジタル化が進んで、レシピもインターネットで簡単に検索できる時代となったにもかかわらず、今でも料理本をキッチンに持って来て、それを読みながら新しいレシピに挑戦する。何度も使ううちに本の角も丸くなり、調理の最中にシミが付いたページも~

私は、おいしく料理するという行為に生きる原点のようなものを感じます。皆さんのお気に入りの料理本もきっと、人生の思い出と共にいつまでも心に残っているのではないでしょうか。

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